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篠原研究室

愛知の伝統工芸、有松・鳴海絞の技術をロボットで伝承していきたい。

職人技が搭載されたロボットの改良に加われるのがうれしい

2010年から西堀名誉教授が中心となって取り組んできた有松・鳴海絞のロボット化。絞り職人の高齢化や後継者不足で、技術伝承が難しい現状の問題解決に臨み、特許取得など目覚ましい成果を上げてきた。現在、篠原研究室ではこのロボットの小型化・実用化に向けた研究が進んでいる。

篠原研究室の紅一点、大久保さんは小学生のころから工作教室に通い、ロボットにも職人にも興味津々。一緒に研究している松井さんは亡くなった祖父が絞り職人で、「高校時代から、絞りロボットの研究をしたいと願っていました」と話す。

左から
大久保 果穂さん 愛知県 安城学園高等学校 出身
松井 洋樹さん 愛知県 大同大学大同高等学校 出身

電気回路、制御プログラムなど、これまでの学びをすべて投入

具体的な研究内容は、現状ロボットの電気回路の小型化、制御プログラムの改良、外観デザインだ。「布をシリコン製キャップに押し込むことで絞りの模様を作るという技術で特許を取得しました。ただし、実用化に向けた課題は少なくありません」と、大学院に進んでからも同じテーマを追求する松井さんが言えば、大久保さんは「失敗しても次の方法を探し、試してみる。それが成功に近づく唯一の方法だと思います」とすべてのプロセスを楽しんでいるようだ。

絞りロボットの可能性も、機械工学が貢献できる世界も広い

ロボットを使用した絞りの作品を見てみると、模様にところどころ強弱や変化がある。「人間らしさを表現するため、意図的に加減してあります。現時点では、1動作で1絞りしかできませんが、一気にたくさん動作させて大きな布に対応したり、模様の種類を増やすなど、夢はどんどん広がります」と松井さん。
大久保さんも「ロボットとは一見無縁に思われる伝統工芸のような分野にもロボットが活用できるということは、機械工学が貢献できる世界はまだまだたくさんあるはず」と目を輝かせる。

外観デザインは、情報学部情報デザイン学科プロダクトデザイン専攻の横山研究室が協力してくれた。イベントなどでも使用することがあるため、子どもでも親しめるような見た目ということで、このような可愛らしいデザインが採用された。

シミュレーション解析を行う
大学院生とも活発に意見交換

現在、大学院生は絞りロボットの不具合低減に向け、シミュレーション解析を担当している。4年生と院生とが時に議論し、協力し合い、トータルエンジニアリングを経験できるのも篠原研究室の大きな特長だ。

数十年後に消滅するともいわれている絞りの技術。6年前に手動式の仕組み開発からスタートし、今では制御系ロボットも動いています。これまで20人以上の学生が、後世に伝えるべき技術に関われたことを喜んでいます。これからも受け継がれていく研究テーマでしょう。

研究室一覧

大嶋研究室

教授大嶋 和彦工学博士
圧電素子、センサ・アクチュエータ
研究テーマ
圧電フィルムを利用した騒音低減
圧電セラミックスを利用した構造物の振動抑制

尾形研究室

教授尾形 和哉博士(工学)
システム制御工学、ロボット運動応用
研究テーマ
自律型移動ロボットの設計開発と制御
産業用ロボットの知的作業への応用

小里研究室

教授小里 泰章博士(工学)
流れの制御、エアロダイナミクス
研究テーマ
プラズマアクチュエータを用いた流れの制御
物体まわりの流れ制御技術に関する研究
噴流を利用した熱と流れの制御に関する研究

小森研究室

教授小森 和武工学博士
壊れないものづくり
研究テーマ
大きな加工を受けた材料の破壊に関する研究

坂倉研究室

教授坂倉 守昭博士(工学)
知的自動化、研削加工
研究テーマ
ロボットの動作学習
研削加工の知的自動化

溝口研究室

教授溝口 正信博士(工学)
メカトロニクス、画像処理
研究テーマ
小型人工衛星ChubuSatの開発
組込制御システムの開発
画像処理システムの開発

石田研究室

准教授石田 敏彦博士(工学)
流体計測、光計測
研究テーマ
高速移動車両の空力解析
小型飛翔体の飛行安定性に関する研究
衝撃波収束の生体への応用

井原研究室

准教授井原 禎貴博士(エネルギー科学)
燃焼、エンジン、自動車
研究テーマ
HCCI燃焼・PPC燃焼のノッキング抑制および制御手法の確立
熱励起活性材料を用いた排気処理
学生フォーミュラ用車両の研究開発

篠原研究室

准教授篠原 主勲博士(工学)
シミュレーション工学、宇宙工学
研究テーマ
構造-熱-振動連成解析技術による人工衛星の最適設計
伝統工芸「有松鳴海絞り」における括り作業ロボットの実用化研究
自然現象の類似性を利用したイノベーション普及解析モデルの構築

吉田研究室

准教授吉田 昌史博士(工学)
表面処理技術、高機能材料
研究テーマ
液体窒素中放電による金属の表面改質
ガス窒化によるアルミニウムの表面硬化技術の開発
超高純度アルミニウムの機械的特性の評価

橋口研究室

講師橋口 宏衛博士(学術)
ロボット開発、ドローン
研究テーマ
長時間・長距離を目的とした変形型マルチコプターの開発
可変ピッチプロペラとベクタースラストによる機動性の研究
小型卓上ロボットアームの開発と教材化の研究

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